なかしんゴミ生活

雑な生活を書きます

口だけ人間をやめたい

まいど

なかしんです

 

僕ってメチャクチャ口だけデカい人間なんですけど

なかなか改善できなくて辛いっすね

 

高専3年くらいからかな

音楽に熱中しまくってた時期からある程度安定し始めて、それで満足しかけてたんですよ

そのくらいから、適当に色んなことに手出し始めたんすよね

友達のバンドの補助したり

吹奏楽部で楽譜作ったり

単位のためにアマチュア無線の資格取ったり

マーチングバンドのオーディション受けたり

音ゲー始めたり

DTM始めたり

学校サボり始めたり

 

高2までは全体的に頑張ってやってた(と思う)ので、周りからはおそらく「音楽メチャクチャ好きで突き詰めてるヤツ」っていう印象だったと思うんですよ

そのことに気付いてから、「音楽に本気だから」みたいな理由で学校サボってもいけるんじゃ?? とか思い始めまして(言ったことないけどたぶんそうなんやろう)

成績がギリギリでも、後から友達に助けてもらいながら必死に勉強したら何とかなってたので、「勉強が苦手」っていう印象もそこまで無かったんじゃないかと

 

こういう印象が根付いてたからこそ、僕が放ったしょうもない戯言で周りの人を騙くらかしてきてしまったんだと

最近やっと気付きました

すいませんほんまに

 

「何が口だけやったの?」というと

・音楽ができる

・勉強に興味がある

・何か作るのが好き

の3つですかね

この辺に関する発言はだいたい4割偽物みたいなもんでした

この3つについて、具体的に書いていきます

 

、、、

 

・音楽ができる

こんなん嘘ばっかですよほんま

まずドラム(バンドの)

ほんまに好きで上手やったら、楽譜の読み込みなんかすぐ終わらせて、全部覚えた上で練習に参加するでしょう

当然覚えるまでに表現とかリズムの安定感とかを決めるっていう過程もあるわけで

まずここを適当にやってたので

練習前日もしくは当日に曲聴き始めて、ちょっと板叩いて練習して、「ある程度できるようになったからあとはスタジオで感覚掴むぞ〜」

くらいの雑さ、音楽に向き合ってなさがありましたね

音楽は意味のある練習をした分だけ上達しますから、適当にやった箇所なんて全部今でもグチャグチャなんですよ

テンポキープ力がダントツで低い

あと足のリズム感は全く無いし、両足のコンビネーションが必要になったらパンクする

サボってきたのに、周りには「練習めっちゃやってんですよ〜」みたいなこと言い続けたせいで、「なかしんならどんな曲投げてもできそう」みたいなイメージが付いちゃったことですね

やっちまった〜〜最低学生や〜〜

てな感じですよ

実際僕の評価だけを聞いた人が「何か叩いてみて!!」って言ってきても何もでけへんし、ふーん みたいなリアクションになることが多いから、ずっと一緒に演奏してたメンバー以外とやるのは気が引ける

練習せぇって話なんですけど……

 

・勉強に興味がある

嘘ばっかり

知識は好きですよ、知ってるフリできるから

それが一番楽やから

ここでいう勉強は、「学校の授業や課題、試験に前向きに取り組む」とか、「物質の構造がうんちゃらで〜みたいな計算をする」みたいなことやと思ってください

学校の授業、ましてや高専の授業って当然技術的な話が多いんですよね

「今まで触れてきたけど原理なんて知らなかった」といえる内容が多くて、話を聞く分には面白い授業ばっかりでした

そのおかげで、原理や意図といった「概要」は知識としてある程度身につきましたが、実際仕事で使うことになったときに「知ってるけどやり方は何も思い出せん」みたいな状態になるんすよ

ここで指導者的な人と認識の食い違いが発生してしまうわけで

相手は「高専出身やし、話も通じてそうや」って思っちゃうんです

そこまでは正しいんですけど、「ここまでわかってたら計算もできるやろうし、すぐ設計させれそうやな」みたいな考えも一緒に湧き起こしてしまうみたいです

口だけ達者だと、こういう勘違いをよく生み出してしまうんですよね

知識と応用は別物 なんですよほんとに

技術系ブログ〜とかそういう類の本〜とかはちょろちょろ読みますが、実際使えるものって僕の中にはほとんど溜まってないんですよ

 

・何か作るのが好き

嘘です

興味があるだけで、実際に手を動かして検証とか実験を繰り返して形あるものを作り上げるのはやりたくない

新しい技術が出て、「この技術を使えばあんなことやこんなことが実現可能なのでは…?」みたいな想像を膨らますのは好きやし、これもよくやるんですけど

どうしても実現しようとするとやる気は全く出ないですね

なのに具体的な方法もある程度考えた上で誰かと話したりするので、「こんだけ言ってるけど何も作ってなくない?」って思われがちです

 

これはDTMに関してもそう言える節があって

「曲作るの好きです!」はたぶん違う

「曲のひとフレーズを作るのが好きです!」が正しいんやと思う

コード理論、ミックスのやり方、音質の上げ方、音作りのやり方…

など色々調べまくってるので、誰かが問題に直面したときに「そこはこうやったら上手くいくよ」とか「このバンドの音良いね!このコードの流れが〜」とか言っちゃって、あたかも「私はできますが?」という態度を取ってしまう

知ってるだけで実際に活用したことなんてほとんどないくせに…………

 

たまたま運良く出来た曲がハネて採用 とかもあったので、実績も一応持ってることになるんです

これが悪いということではないし、むしろ本当にありがたいと思ってます

でも、これもまた口だけ人間を強めてしまう出来事なんですよね

「採用された」「新しいことをした」という情報だけが周りに伝わると、こいつすげえ!出来るヤツや!と周りに伝わり、中身を知らないまま評価する人が増えちゃうんです

それがまーた気持ちいいので、「現実はそうでもないんだよ」っていうのを伝えず、フワッとしたイメージだけが浸透するんです

これが伝えられないまま過ごしてたおかげで、自分は全然実力無いのに持ち上げられまくってる………と病んでまうことが多くなりました

 

、、、

 

ってな感じで

口だけで優秀アピールをしてしまうと、結果自分の首を絞めてまうことになるんですね

それに気付いたのが去年の年始くらい

まさかライブの特別枠として呼ばれて、周りからの期待も高まるっちなもんですよ

でも思ってた以上に曲作りは捗らんし、何が出来ても全然良いクオリティにならん……

って思った頃にはもう遅くて、何としてでも自分の全力ステージをやり切るしかない!としかもう頭になくて

ゆっっくり時間かけて作りたい時に作る、やらんときはやらん みたいなスタイルで曲作りをしてたので、急いで作った曲はもうボロボロ

ライブが終わって、もうこんな思いしたくない という気持ちが溢れてきて、そこで一旦全部辞めることにしました

でもその時は既にメチャクチャ尊敬してる方からの依頼も来てて…みたいな感じで更に病んでました

 

半年くらい全く何もできず、どうすれば自分が無理せず生きていけるか ってのを考えた時に出た答えが

「自分が口だけ人間やってことを伝えて、誤解を解いておこう」

というものでした

この考え方を念頭に置いたおかげで、(自分にとって)過度な期待を減らすことができたし、普段の立ち振る舞い方もちょっと変わりました

"音楽ができる" に関しては、「これくらいならやったことありますよ〜」「これくらいのクオリティでしたよ〜」

"勉強ができる" に関しては、「上澄みの知識ですからね〜」「実際あんまりわかってないですよ〜」

"何か作るのが好き" に関しては、「こういうのは作ったことあります」「他は興味あるだけで知識しかないでーす」

ってなことを伝えるようにしてます

中身を知ってもらわないと、こういう類のことは「裏切り」と捉えられてしまうことが多いと思うので、本当のことを伝えるのは大事ですね

初めは勇気がいるんですけど、みんな理解してくれるってのがわかってくると上手いこと言えるようになる(なってきた)

 

まだまだ口で評価するだけの人間であることには変わりがないですが、少しずつ自分の行動にも反映できるようにしていきたいですね

ブログも1〜2年前からずっと始めたかったのにやっと書けるようになったので続けたいし

最近は、僕の名前を出して喜んでくれる人とか褒めてくれる人、影響されて何かを始める人

が少しずつ増えてきててとても嬉しいし楽しいので、ゆーーーっくりみんなが楽しくなる環境を作っていけたらなーと思います

でも、全員に好かれるより、深いとこで波長が合う人が少し居てくれる方が個人的にアガるので、生き方そのものを変えるわけではないです

自分が好きなものを突き詰めた結果、ほんの少しの人に刺されば良いや って精神でやっていきます

やりたいことはいっぱいあるんで!

 

ほな