なかしんゴミ生活

雑な生活を書きます

頭おかしなって死にかけた話

まいど

なかしんです

 

復職してから4ヶ月経って調子がそこそこ良いので、休職前〜復職の心境と環境の変化についてまとめようと思います(2020/8/2 執筆中、今後各時期の内容に飛べるように編集予定です)

そん時に気付いた対処法とか、やってしもたら更におかしくなるからやめた方がいいこととかも書きますね

同じようなことで悩んでる人沢山いると思うので、少しでも解決の糸口や、周りに経験者がおるっていう安心感を与えられれば嬉しいです。

 

・会社を貶める内容ではないこと

・全ての責任を相手に押し付けるつもりはないこと

・自分の管理能力にもある程度問題があるのを知っていること

・年月を具体的に書くのは、記事を読むタイミングによって誤解が生まれるのを避けるため

・ちょっとだけ嫌味・皮肉を文中に入れたいこと

・覚えてる範囲で詳しく書くこと

・仕事は辞めてないこと

・精神病について詳しく掘り下げないこと

(不特定多数の目に触れる場で積極的にアピールするものではないと思ってるので、病状の簡単な解説に留めます)

・半分グチ

・口調が場面によって変わる

(・執筆途中であること)

 

以上をまずご理解ください。

 

概要

設計開発系のお仕事(現在3年目)してます。

入社2年目の2019年11月半ば頃から、2019年度末までの4ヶ月ちょいに休職していました。

 

理由は大きく2つあり

 ・仕事量が自分にとって多すぎた

 ・上司との意思疎通が取れなかった

ことによります。

パワハラにならないギリギリのラインでご指導いただいてたので、誰も悪くありません。ガハハ

 

現在は別の部署に異動となり、この2点は解消されました。

まだ激務っぽいことは任されてないので、ありがたいことに生活が安定してます。

 

登場人物

・僕

・(当時の)上司 話のメイン

→30歳以上年上

・(当時の)課長→ちょいメイン

・ほか沢山の人(都度書きます)

 

では本編を時系列順にどうぞ。

 

 

休職前(本配属〜)

2019年4月(社会人2年目スタート)

1年目は研修メインの年だったので、設計開発の業務はほぼしてなかったです。

具体的な仕事内容は知らず調べず、でも社内製品のイメージや希望業種からこの部署に入りたいとずっと言ってました。

希望が叶って配属された19年4月、まず初めに指導担当(休職原因の大部分)の上司との面談をして

・研修中勉強したこと

・どんな内容の業務があるか

・しばらくの目標

みたいなことを話しました。

ついでに伸ばしてる髪に対して、

「そんなふざけた格好するんやったら相応の態度を見せろ」

「激務をぶつけるから食らいついてこい」

「髪切らんかったら社外の人と会わさん」

みたいなことを言われました。

まあ会社の"イメージ"って大事ですから、これくらい言われることは覚悟の上で髪伸ばしてるんですが(覚悟すんのも変な話やけど)

 

こんな感じで最初から良いイメージが一切ないっぽかったので、言われた通り食らいついてたし、勉強もそこそこしてたと思います。

見た目ごときで評価されるのクソしょうもないと思ってるから、多少大変でも信頼掴んだろうと決めたんです。(カッコつけすぎかも)

 

でも研修と実務のデカい違いで知らんことだらけやし、新人やから押し付けられる業務とか、慣れてないことがいっぱいあるんですよね(開発3:新人業務3:業務内容の勉強2くらいの割合)

・設計の実務(メイン)

・開発途中の製品の現状把握

・わからんこと質問するためのメール

・報告資料の作成、報告メール

・知らん会社ばっかりの外線対応

・ようわからんFAX(理解してる上で納得したくないやつ)

・仕事のスケジュール組み

・試験のやり方、設備の使い方

・報告書の作り方、更正

労働組合の部署代表(だいたい新人がやる)

・ミーティングの議事・議事録作成

・問題点と改善点の提案

・機器類の管理

・製品知識の勉強

・設計技術の勉強

・社員の顔と名前覚える

など…

まだありますが、大まかにこんな内容ですね

同じような業種に携わってる方はだいたい一緒やと思いますが。

 

この内容をほとんど毎日処理する必要があったんですけど、上司から見えてるのは一番上の「設計の実務」のみ。

しかも設計に関しては全ての日程がギリギリ。

その上司から見てみれば、他の仕事をしてる時間なんか存在してなくて、ただ「設計実務の指示を守らずただでさえ短い期限に間に合わす気がない奴」くらいに見えてたんでしょうか。

毎日朝イチに催促されて「開発者としての自覚はありますか?」「いつまでに完了するんですか?」みたいなありがたいお言葉をいただくんです。

毎日1日の予定を聞かれますが、開発業務以外のことを言うとほとんど毎回嫌そうな顔をしながら「他のことなんかはよ終わらせろ」っぽいことを言われてました。

 

いや無理無理 全部初めてのことやぞ

いつまでに終わるかなんてわかるかいな、時間の尺度すら掴めてないねんこっちは

何で全部最短時間で進捗100%になると思ってんのか未だに理解できん

30年以上仕事しててそんなこともわからんかね?

 

とか思いながらNOを言わずに励んでました

19年7月頃からだんだん頑張りが認められてきたのか、格好に対する文句は無くなりました(やったね!)

他の仕事との調整もだんだんできるようになってきたし、ちょっとずつ開発の仕事も覚えてきたかなってくらいの時期ですね

この辺は結構有意義に働いてたはず(残業はそこそこしてたけど)

 

でもだんだん新人脱却ムードみたいなんが出てきて、より時間と手間がかかる仕事を振られる機会が増えてきたんですね

残業すりゃあ何とかなりそうやったから、ちょこちょこ残って終わらして、終わらんかったら次の日朝イチに謝って〜

みたいなスタイルに変わっていったんです

 

まあ当然頭使うし集中力も使う仕事なので、上手くいかん時はとことんダメってこともありますから

そうなると毎日謝るハメになるんですよね

そんなこともあって、ちょっと疲れてきたから定時で帰ろうと思ったら「もう帰るんや、へえ」みたいなことを言われ始め

次の日出社したら、「あなたが先に帰ったから私は22時まで残ってあなたの残した仕事を全部完了させておきました」「責任とは何かわかりますか?」「あなたには期待してるんですよ」との内容を含んだイヤミメールが前日23時に送信されてたりするんですね。

ほんで朝イチでそれを読んですぐ謝りに行くと。

 

だんだん耐えれんようになってきますわな

頑張って明るく振る舞ってたけどそれがでけへんようになってきて、仕事の集中力も落ちてきて、そのせいでまた仕事が終わらんで次の日に文句を言われる。

期限は短いまま。

管理職(課長)の業務時間配分と指示が下手くそなせいで、上司もその通り完了するように僕に指示をする。

期限ギリギリまで粘って、100%無理になっても次の日まで粘る。

それで終わらんかった時だけ期限延長のお願いをする。

こんな仕事スタイルの方々が上に立っているせいで、毎日期限に追われてギスギスしなければならない。

 

 

・休職直前(9月中旬〜10月中旬あたり)

開発の時間を効率よく省くために、普段は外注してる業務を自分たちで行うことになった。

そのメイン担当が僕に決められ(ここまでで全く触ってこなかった分野)、新しく勉強することが増えた。

新しい知識や技術が増えるのはありがたいけど、時間がない時にそんなデカい業務任せるなと。

自分の中である程度完成形をイメージしつつ、その業務をやり始める。

まさかフリーソフトで作るとは。社内で行わん設計なんかさすなよ。それか導入してから検討せえよ(とかいうと導入に1〜2年とかかかるから言えない)

細かい調整やら何やらが多すぎて思ってたより進まん。これだからフリーソフトは…

と思いつつ毎日ギリギリまで残業して何とか間に合わせようとしてたし、上司が思ってたよりそれの進捗が良かったので、そのまま続行してた。

そんな時に課長と上司からの提案で内容をちょっと変更することになったんです。

ベスポジギリギリみたいな調整をしてたので、そのちょっとの変更で全てがガラガラ崩れ落ちる……

また必死にやらなあかんのか…

と思ってまた毎日作業してたら、ある朝上司が

「終わるまで徹夜でも何でもして仕事終わらせろよ」「俺の頃は毎日徹夜して会社で寝て〜〜」みたいなこと言ってきたんですね

さすがに頭にきたんで、そんな発言をしたことを反省させてやろうと思って、ほんまに徹夜したったんすよ(仕事は終わらんかったし、4時までしか残ってないから徹夜って言うかも微妙)

ほんでそのままちょっとだけ帰って寝て、風呂入ってすぐ出社した時の上司

「4時まで残っとったらしいやんけ」「そういう比喩やろ、わかってくれよこれくらい」みたいなこと言われて、ここで完全に終わりましたね

課長からも笑いながら注意されただけやし、気狂っとるでほんま

 

徹夜の件は僕自身あんまり気にしてなくて、同期と喋る時のネタ作りみたいな意図もあったのでおっきな問題としては捉えてません

でもこれを機に無茶言うのも減るやろうと期待してたんですけど

全く無駄でしたね

というか、「こいつは徹夜までするやる気があるのか」みたいな逆効果を生んでしまったっぽく、さらに業務量を増やされたような気がします

ちなみにその仕事はギリギリ間に合ったけど、予防線のために同時に外注にも発注してて、そっちの方がクオリティが当然高かったためほぼ無駄足・無駄金・無駄時間でしたね

 

・ヤバイ気配

徹夜の件から2週間ほど後(たぶん金曜日)、残業時間がMAXギリギリやったのでその旨と、20時まで残業して帰る旨を朝イチと定時後すぐに伝えてたんですね

その日は20時までに報告も含めてだいたいやる事終わってた(はず)ので、帰ろうとしたんですけど

上司が「お前ほんまに帰るんか?」「誰が残ってる仕事終わらすねん」「お前が帰るんやったら俺が最後まで残ってやるからな」

と、申し訳ない気持ちを生もうとしてるのかイヤミなのかわかりませんがこんなセリフを吐き捨てられたので、「今日はもうダメです。申し訳ないでけど帰らせてもらいます、お疲れさまでした」

って返したら相手は無言

どうするべきか考える体力はもう無かったので、帰る準備をしてると、その上司の席の方からデッカイ音が

一緒に帰ろうとしてた同期から聞いた話によると、「あの人が近くにあった何かを投げてどっかにぶつけた」らしく、その音が聞こえたよう。

小学生にありがちな「先生が怒って職員室に行ったら誰かが謝りに行く」

みたいなのを期待してたんでしょうか。

いい歳してそんな事しても誰も寄りつかんだけでしょうが。

と思いながら帰路につきました。

同期には「気にしたらツラいから気にせんとき!あの人元からそういう節あるらしいし!」「出社できなさそうなら上手いこと言っといたるから!」みたいな感じで励ましてもらった覚えがあります。その言葉でメチャクチャ救われました。

 

この時期は既に考え込みすぎて寝れなかったので、ネットで注文した睡眠導入剤をちょくちょく飲んでたんですけど

帰宅後、その薬を飲んで、そのまま死ぬように部屋のベッドに倒れ込み、その一日は終了しました。

 

 

次の日(月曜日かな?)いつも通り6時半くらいに目覚めて(体スッキリさせる時間を確保するための早起きで、労働時間とは関係ない)今日の仕事のこと考えてたら体が動かへん。

スマホは枕元にあったからギリギリ触れたけど、それ以外のことがでけへん。

トイレ行く気力も、朝ごはん食べる気力も何もない。

たぶん仕事がツラすぎて体が動かん。

昨日の上司の「物に当たり事件」のせいで、

出社したら自分が何かで殴られるんちゃうやろか…

いや…パワハラとか暴力とかの、法に触れることは絶対にせんギリギリの振る舞いをする上司やから、罵倒をせずに責任の押し付けとかで僕をボコボコにするはずだ…………

とか超ネガティブになっちゃったんですね

もうおしまいかと

課長に連絡したら上司にも伝わるやろと思って電話しようとするけど、それが怖くてでけへん。

同期に連絡したのか何なのか、その日は休むことにしました。

たぶんこの時は"重めの風邪っぽい体調不良"と言っていた気がします。

一日中何もできず、ただ休んだことによる後ろめたさと、嫌な方向への思考がずっと頭の中を巡って、どうしようもなくなりました。

次の日も同じように体が動かず、同期から休むことを伝えてもらって…

っていうのを月〜水曜の3日間繰り返して、次の木曜

やっぱり同じように改善されず、部屋に引きこもって、同期から「自分で電話かけてみたら?」とのアドバイスをもらったので、課長に電話をかけたら、何か変な雰囲気。

「今日もダメそうか?」

「はい」

「具合見に行くわ」

「いやそれはちょっと…」

という会話をしていると、そのすぐ後に

「もうお前の部屋の前おるんやけど」

と電話越しに言われ、即座に寮の自室のドアからノックが鳴る。

すぐドアが勝手に開けられ、無残な僕の姿と散らかった部屋が課長の目の前に現れる。

「大丈夫か?」

「今日も休みか?」

「掃除はした方がええよ」

「部屋が汚いと落ち着かんやろ」

みたいなことを言われた気がする。

やめろ。わかっとんねんそんなことは。

何で部屋まで来てプレッシャーかけんねん。

それだけでもっと辛くなったわ。

「その気になったら引きずり出せるからな」の遠回しな表現。

いつでも監視されてるような気がしてくる。

 

とりあえず、その週いっぱいは休ませてもらうことにした。

土日でゆっくり回復して、何とか月曜日に出社できたので、朝イチで課長を呼んで

「実は上司とこういうやりとりがあって…それのせいで休んでました。何とかしてもらわないとまた会社に来れないと思います。」

と伝えると、わかったようなわかってないような返事と「この後注意しておきます。近いうちに時間をとって3人で面談しましょうか。」との提案。

正直なところ、(あなた達2人が信じられないから)「結構です」と言いたかったけど、そういうのはいわゆる問題からの「逃げ」だと思ったので、了承しました。叶いませんでしたが。

今言った「逃げ」というのは、「問題解決の糸口になり得るものを選択しない」ということであって、決して「話したくないから」といった趣旨のものではないです。

 

注意があったとのことなので、これを機に上司の態度が変わりました。

定時退社することに対してとか、報告さえしてればイヤミと文句を言わないこと、無理な仕事を押し付けずスケジュール調整を考えることなど。

しんどいと感じてたら部分が直ってらっしゃったので、何とか復帰できそうでよかったと思ってました。

 

その2週間くらい後、何のきっかけかもう覚えてませんが、また上司のブチギレタイムがあったんです。

あぁ、やっぱりもう無理や

と思ってしまい、それ以降の復帰が出来なくなりました。

 

おそらくこの何日か後の平日

夜寝る前に先ほど言った睡眠導入剤を大量に飲んで、あわよくば死んでやろうと思いました。

結果は失敗。

自分の記憶の外、聞いた話によると

夜中2〜3時に寮内を徘徊し、先輩の部屋に押しかけ、どこを見てるわけでもない視線、焦点が合ってないどころじゃないくらい震えた眼球、意味のわからない言葉を呟く

薬の影響で、多方面に迷惑をかけてしまったらしい。

次の日、起きたら朝の11時ごろ。

部屋は記憶にないゴミの散乱、何かが踏み散らかされた跡。

誰かから「昨日先輩の部屋行っておかしなことなってたらしいやん」と言われ、全く記憶にないことを白状。

その日のどこかのタイミングで、その先輩から詳しい内容(上に書いたこと)を聞いた。

全部がショック。

死なれへんかったこと、それだけじゃなく迷惑を他人にかけたこと。それを覚えてないこと。

 

さすがに考えも行動も危なすぎるということで、会社の同期に付き添ってもらって近所の精神科にかかる。

知ってた精神科の情報とは真逆の、横柄な態度の医者がいた。

「"適応障害"ですね。入社や配属された後、職場の環境に馴染めなく、ストレスなどを抱えすぎてしまった際に体が動かないなどの……」と言われ

「とりあえず休むことが先決。1ヶ月…いや2ヶ月出しときましょう」

と、僕の話をほとんど聞くことなく休職にかかる診断書をすぐ出された。

出しとけば良いでしょみたいな態度で。

僕が悪いみたいに言うなよ。

どんだけ馴染もうとして気を張り詰めてきたか。

金輪際この何も解決してくれない病院には行かないことにした。

休職だけでも今すぐしたい時には有効やけど、その後改善に近づくかと言われればそうじゃないと思う。

ここまで病んでしまった人に突き放すような態度を取るのは絶対間違ってる。

自分の置かれた状況とか、どうして病んでしまったかとか、どういう環境にいて何をすれば落ち着けるかとか。

そういうことをじっくり話し合って的確なアドバイスをもらわないと、何もわからないまま、何も進展しないまま時間が過ぎるだけになると思う。

そういうわけでこの医者に対して違和感は大いにあったが、ひとまずはこの後ろめたい状況から脱せた。

 

そうして11月半ばごろから僕は休職し始めた。 

 

 

休職中 の記事に続きます 

(そのうち復職までの話も書きます)